風水は太陽暦を使用するので、2023年は2月4日から新しい1年が始まります。

2023年、方位の中央には四星文曲星が回座します。この星は文学者や学者、作家、映画プロデューサー、俳優女優などエンターテイメント業界に働く人には吉星です。四緑(五行:木)は桃花(とうか)で表わされる恋愛を意味しています。

現在は8運で八白左輔星(五行・土)になります。四緑(五行木)と八白(五行:土)は、木が土を剋している相克関係になります。このことから、2023年は不動産や投資物件など住宅販売にブレーキがかかり、価格の下落をもたらし、ローン破綻が増えていくことが予測されます。

芸能界やエンターテイメント業界、それに著名な文学者や学者の間で大スキャンダルが暴露されるかもしれません。いままで隠されていたもの、隠れていたものが明らかになる年でもあります。若者も不祥事が起きる可能性もあります。

東は殺方位であり、二黒巨門星(五行:土)が飛星することから、世界の東であるアジア諸国は2023年、余り良い年とは言えません。これらの地域では人類を脅かす感染症が懸念されます。重症化にならないように予防対策が必須です。感染症とはSARS、鳥インフルエンザ、COVID、もしくは未知なる伝染病かもしれません。

凶星と言われる五黄廉貞凶星(五行:土)が北西に配されます。北西の象徴は会社のトップやリーダーまど、パワーや権力を持つ人です。政治家や官僚もしくは会社の代表などが、これまで正しい行いをしているかどうか、彼らのゴールや室、思いなどが問われる年となるでしょう。

飛行機事故や列車、船舶、車などあらゆる交通機関における事故が起こりやすい年、旅行を含め移動には十分に注意が必要です。

Year of Rabbit


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風水分析による吉凶方位です。

これらの方位が玄関、寝室、ホームオフィス、勉強部屋など重要な場合、記述したレメディを置くと良いでしょう。

レメディ(改善法)とは家のエネルギーを調整する五行のことです。
五行とは木・火・土・金・水のことで自然界に存在するもの、巷で言われている開運グッズ(龍の置物や水晶、鏡)は一切使用しません。
これらは単なるアイテムであり、効果が期待できないからです。

風水は太陰太陽暦を使用するので、
1年の始まりは11日ではなく2月4日(立春)です。
レメディが必要な場合は
2月4日以降に設置します。
five element


病気・ゴシップ・訴訟・誤解の意味する二黒巨門星(五行:土)が飛星します。東は歳破でもあるので、工事や動土(土を掘ること)は避けること。訴訟や争い、口論、誤解などの原因になります。家の中でも改築は避けた方が良いでしょう。

 

注意:訴訟、病気、事故などが起こりやすい

利点:弁護士、医療専門家やクリニック関係者には吉

レメディ:金属でできた器のテーブルファウンテン、普通の水槽では効果なし


南東:

三碧禄存星(五行:木)が南東に飛星します。この星は野心、拡大、昇進、ゴシップ、口論、誤解、泥棒を表します。もともとの南東は四緑文曲星であり、ロマンスや学業成就を表しています。両星とも五行は同じ木なので、セールスやプロモーション、事業拡大、弁護士、サイキック、学者、執筆業、出版業、エンターテイメント業界に関わる仕事の人には吉方位となります。

最大限に活用するには火:赤色の電球や赤色シェードのランプ、赤色(またはあずき色、紫、赤紫)の装飾品が適切。実際の火、ロウソクを燃やすのは危険なのでおすすしません。

強めるには水:ファウンテン、水槽、色であれば青または黒

注意:恋愛エネルギーが強く、不倫・スキャンダル・口論・誤解・泥棒に遭遇しやすい 

 

八白左輔星(五行・土)が南に飛星します。本来、南の方位には昇進・昇級などを意味するお祝の星、九紫右弼火星(五行:火)が回座しています。この二つの星の相関関係は、火は土を生じるという相生関係であり、富・運・名声・祝福を生じると考えることができます。特に若者や不動産投資やブローカー、また造園業などに関わる人にとっては最適な方位となります。

 

強めるには赤土でできた装飾品。赤やワインレッド、赤紫、あずき色などの煉瓦や素焼き、もしくはテラコッタなど。
注意:水関連ビジネスの人には好ましくない


 

南西

一白貧狼星(五行:水)が南西に配されます。この星は富や名声、ロマンス、交渉事に良い吉星です。本来の南西は二黒巨門星で病気やゴシップの意味があり、五行は土です。水と土は相剋関係です。これは流れている水が、土によって動きを止められることから想像がつくかと思います。このことから家族間での不調和、特に夫婦関係において問題が生じることになるでしょう。また南西には別の凶星が飛星されます。南西で長い時間を過ごすならば、腎経の病気、血液疾患や性病などには注意を払ってください。

注意:家族内におけるゴタゴタ、病気になりやすい。水関連ビジネスには良くない。

レメディ:金属の彫刻品や装飾品


西

西には歳破という凶星が配され、凶星と吉星が混在する方位になります。西は本来、七赤破軍(五行:金)で攻撃的な戦いを持つ気質の星で、今年は六白武曲星(五行:金)が西に飛星することで、二つの金により強いエネルギーが生じます。自衛隊など防衛部隊や軍、政治家、金融業界で働く人、銀行家や株式ブローカー、金融業者、ビューティサロンなど化粧品事業者にとって有利な方位になります。金運吉方位は西です。

 

注意:競争、プレッシャー、争い、または鋭利な金属による怪我には注意。人間関係の問題や不調和。
レメディ:水槽やテーブルファウンテンなど、水が適切。水は汚れていないこと、流れていること。しかし、水は凶エネルギーを弱めると同時に、吉エネルギーも弱める。


北西

五黄廉貞凶星(五行:土)が配され、北西は凶方位となります。五黄土星は遅延、障害、火事、訴訟、病気、怪我や事故を表します。本来の北西は六白金星(五行:金)です。北西で長時間過ごす場合、ギャンブルや投機は控えること。様々な面で注意すべきです。もし、北西が玄関や寝室の場合、引越しや遠方の旅行、もしくは長期出張で家を不在にすることになるでしょう。

 

注意:財政問題、失脚や権威失墜。それに伴う悪影響が生じやすい。

レメディ:金属の彫刻品や装飾品。振り子時計など動く金属があるのが好ましい。

九紫右弼星(五行:火)が北に飛星します。この星は富や名声、昇進、お祝いなど表す祝星です。本来の北は一白貧狼星で五行は水です。水と火は相剋で好ましい関係ではありませんが、両星は吉星でもあり、名声、名誉や栄誉、恋愛、結婚、ソーシャル活動の広がり、トレンディな新規ビジネスの開拓、キャリアアップなど可能性が期待できます。

 

注意:広告や宣伝活動には注意を払うこと。性急な決断は大きな損失を生む。目や心臓の病気にも気を付けること。

北東: 

七赤破軍(五行:金)で攻撃的な戦いを持つ気質の星ですが、富や昇進・昇級などの意味もあります。元来の北東は八白左輔星(五行・土)、お金の星でもあり名声や富を表します。この二つの星は相生関係であり、歌手や俳優・女優、エンターテイメント業界、セールス、保険ブローカーなど保険代理店には好ましいと言えます。また、北東は若者の恋愛運には吉方位です。

注意:スキャンダルな事件に巻き込まれる可能性あり。根拠のない噂話による競争や争い、プレッシャー、欲求不満や二ストレーションが起きやすい。



この風水予測は一般的であり、2023年と八方位のエネルギーで分析しています。個人宅を詳細に分析するには、家の竣工年と座向を測定する必要があります。

風水応用クラス修了者は年数字を加え、三つの数字(人・お金・年の九星)で各方位のエネルギーを算出してください。

 

~お知らせ~
風水は太陰太陽暦を用いるので立春(2023年は2月4日)から新しい年が始まります。
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紫微斗数(しびとすう)鑑定では旧暦を用いるので、2023年1月22日が新年です。 2023年1月22日からの運勢と、各自の誕生日からの二つの運勢を分析します。 113星を使った分析なので、非常に詳細に運勢がチャートに現れます。 生涯の流れだけでなく、10年運ではどんな状況にあるのか、次の10年はどうなのか、今年の運勢など詳細に鑑定します。 ★ 紫微斗数鑑定(運勢分析)はこちら
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Akiko Bibi Shimizu
風水・占術コンサルタント
中国伝統風水、紫微斗数占星術、人相手相、易経など中国五術をアメリカ・中国で学び、ドイツ・シカゴでの海外生活を経て、現在は米国ロサンゼルス在住。日・米・東南アジアにて企業や個人の風水・占術関係の鑑定やコンサルタントを行う。

著書に『オウチで開運!風水168』(ザメディアジョン)、『開運術としての風水』(木楽舎)、『風水必読』(アメリカ風水研究所、翻訳本)。日経ビジネスオンラインでは18週間に渡り「米国企業と風水」「東洋思想で自己管理」を寄稿、全日空機内誌「翼の王国」では36ページの風水特集、他にも建築住宅本等に多数投稿。
 

世界一の風水師ラリー・サング老師公認の唯一の日本人講師として、占術を学べるセミナーやクラスも多数開催。延べ10000人以上がクラス・セミナーを受講、鑑定数4000軒以上。受講生にはマスコミ、弁護士、医師、教員、企業家・経営者、歌手、占い師、ライター、建築士、税理士、主婦、学生など様々な肩書きが集まる。  
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