4泊5日チェンマイ(タイ)の旅

バンコクから飛行機で北に1時間程、こじんまりとした古都チェンマイはバンコクと比べると田舎ですが、ゆったりとしていて過ごしやすい街。
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この旅行の目的は山岳民族(ラフ族、アカ族、リス族、カレン族)を尋ねるトレッキング、
チェンマイ北部の山やジャングル、平地を歩き集落を見て回りました。
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リスロッジが管理する山小屋「Lahu Outpost」
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ラフ族の住居がモデル
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開放感あふれるシャワールーム
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インド式?トイレ・・水洗で無かったような

彼らの住む家は草葺き屋根でかつ高床式なので風水鑑定には適しませんが、各部族の村落を見て「人間と環境」の相関関係について考えさせられました。
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高床式住居

山々を歩いているとペットボトルや空缶、お菓子の袋などが目に着く場面が何度かありました。心無い観光客がゴミを捨てていったのだと思っていたのですが、実はモノを捨てたのは観光客ではなく、村の人々でした。

確かにゴミが目に入りだしたのは村の入り口あたりからで、ガイドが一言「ここの住人は何でも外に物を捨てるんだ」と言います。
村落に入ると乾燥しきった集落の家(小屋?)はもちろん、周辺も散らかし放題、道路にもゴミが散乱し、清潔感が全くありません。

熱帯地域なので焼畑農業跡が見られますが、移動耕作ができず短期間で何度も繰り返しているためか、土地のエネルギーも感じられません。

そこに住む人もどこか投げやりな感じ、イヌに至っては吠えまくり、噛まれたら狂犬病にでもかかりそうな気配・・。

かと思えば、経済的に決して豊かとは思えない村でも、家々はこぎれいで緑多く、人々は笑顔です。中には舗装された道路に打ち水をしている集落もあります。
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Khum Lanna resort

特に私たちが宿泊したリスロッジではリス族の若者たちがもくもくと働いており、快適に過ごせました。

山岳民族の多くは、国境を接するビルマやラオスでの戦火や迫害などから逃れて来た人々です。
殆どが貧しく、高等教育も受けられない子供も少なくありません。またタイ国籍を持てない人もいて医療サービスも受けられません。

もともと彼らの現金収入は麻薬の原料となるケシ栽培だったのですが、現在は撲滅運動のお陰で農業などに移行しています。でも、まだ貧困に喘ぐ村落も多くあるようです。chang mai 1128
たった一部屋の住居、編んだ籠を売り生活・・

土壌の悪い土地に住むから人間もその影響を受けるのか、人々の暮らしや習慣がエネルギーのない土地に変えてしまうのか、どちらが優先なのかわかりませんが、土地と人間は相互に強く影響しあっているということを改めて感じた旅でした。